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昨日、「NHKクローズアップ現代」を見ていての感想はこのような問題に直面する前に我々の31年間の夫婦関係を終えていたことに安堵した。

何故って、もしかしたら自分もこのようなことに直面したら生きるすべを失ってしまうかもしれなかったからだ。

でも、仮に31年以降も我々の夫婦関係が続いていたとしても、きっとうまく乗り切っていけたのではないかと思う。

我々の結婚は33年前に乃木神社の神前で「夫婦の契り」を宣言したのです。




誓詞

謹んで乃木神社の大前に申し上げます

今日の佳き日私どもが夫婦の契りを結び固めることは

尊い大神様の御心に由ることと喜び畏み奉り

今より後は千代に八千代に相和し相扶け職を務め

業を励み世の為人の為に力を尽し

愛と誠実の御神徳に神習い奉ることを

お誓い致します




誓詞の「言葉」に反するところもあったが我々夫婦の結婚生活はいつも平穏ばかりではなく、雨、嵐の日も、台風もありましたが、全部互いの努力によって上手に乗り切って来たと思う。

仏壇にある亡妻の位牌には自分が亡くなった時は、また一緒になろうねと半分あけて待っていて貰って、遺影も数少ない一緒に写している写真を飾ってもらおうと既に用意してある。

この世で縁があって一緒になり、来世でも一緒になろうという気持ちからです、きっと亡妻もそれを喜んでいると思います。

結婚生活を振り返ってみて良かったかなと思うこと、互いの欠点を他人には話さないこと、喧嘩をしても長引かせないこと、暴力、お膳などをひっくり返すこと、お互いの人生の生き方、趣味等には関与しないこと、双方の友人は大事にすること、職を辞してからも同じ屋根の下で毎日過していても互いの生活域を犯さないことなどを守っていた。

悪いことをしたと後悔していること、気短な性格なのですぐに立腹したり、大声で怒鳴ったり、定年よりだいぶん早く職を辞して生活に不安を与えたこと等その他いろいろありました。

でも互いに努力、寛容、忍耐で自分としてはとても良い夫婦生活が出来たと自負しているし、亡妻も同じだと思っている。

「熟年離婚」が多くなりつつある世の中になっているが、前に大阪府高槻市市長が市長職を投げ打って痴呆症になった妻の介護を子だけに任せるのでなく自分でも介護された話や老々介護介護(夫が妻を)等をテレビのニュースで見ていると夫も捨てたものではないことを知ってもいいのではないかと思う。




■ ふらっとー高齢者ー高槻市前市長・江村俊雄さん
http://www.jinken.ne.jp/aged/emura/emu01.html
「妻の介護を理由」に市長を辞任というので、えらい騒がれまして。でも、自分では特別なことをしているつもりやない。僕は今年74歳で、妻は75歳。80歳までとしても、夫婦一緒に過ごせる時間はもう5年しかありません。「市長の代わりはいても、妻にとって夫は僕だけ」との思いで辞任を決断しました。

 市長の仕事と介護は両立しにくい。どんな公務がいつ入ってくるかわかりませんから。妻からもよく言われたんです。「お父さん、きょうは早く帰るいうてたのに・・」って。若い時分から好き放題して、妻には迷惑をかけてきましたから、罪ほろぼしの気持ちもあります。

 妻は5年ほど前から、骨粗しょう症で左足が不自由なうえ、3年前からは軽いパーキンソン病も併発。昨夏から寝たきりになって、痴呆症も出ています。でもえらいもんで、僕が家にいるようになって安心するのか、会話が増えて、痴呆も少し良くなった感じです。笑いも、よう出るようになって明るくなりました。言葉の介護は、ほんまに大切ですな。





■ 由緒〜乃木神社の歴史〜
http://www.nogijinja.or.jp/yuisho/main.html




■ NHKクローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2007/0704fs.html
4月10日(火)放送
熟年夫婦の“2007年問題”

「団塊世代」の大量退職時代。今、新たな"2007年問題"が浮上している。離婚しても夫の同意または裁判所の決定があれば、結婚期間に相当する厚生年金などを最大2分の1、妻が受け取れる「年金分割」の制度が4月から導入されたからだ。離婚セミナーや法律事務所には、妻からの問い合わせが殺到、「熟年離婚」の増加に拍車がかかると専門家は予測している。「熟年離婚」は、妻が夫に「三行半」を突きつけるケースがほとんど、「夫の世話を定年後も続けるのはイヤ」「残された人生、自分の可能性に再チャレンジしたい」、夫の退職を機にこれまでの夫婦関係をリセットしたいと訴える妻が多いという。こうした中、夫婦関係の再構築に夫が積極的に乗り出すケースも出始めている。夫婦それぞれが自立し、適度な距離感を保ちながら尊重し合える関係をどう築くか、「年金分割」導入の影で揺れる「熟年夫婦」を見つめる。
(NO.2393)

スタジオゲスト : 渥美 雅子さん
    (弁護士)
2007/04/11 21:35|思いつくままTB:1CM:0

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